顧客満足度UPで「やめない」塾づくり
ご存知のように、少子化の影響から生徒獲得争いの低年齢化がすすみ、入塾率以上に滞留率が経営に大きく関わってきています。せっかく入塾してくれた生徒様、なるべく長く教室に通ってほしいものです。
「一人減ったら一人増やせばいい」という考えをお持ちならすぐに変えてください。
マイナス-1はマイナス-2以上!
なぜ塾をやめたのか・・・お母さんは聞かれもしないのに言い訳のように「口コミ」します。子どもが塾をやめた理由を他人のせいにしたいのです。
マーケティングの世界ではCS(Customer Satisfaction)はお客様の期待に応えることで高まるとされています。しかし、ただ期待に応えるだけではCSは高まっても「口コミ」を生む「感動」までは起こりません。
「感動」は「お客様の期待を裏切った」時に起こるものだからです。それが良い事であればプラス、悪いことであればマイナスの感動が生まれます。効果的な「差別化」とは良い意味での期待の裏切りといえます。
最低限、保身の言い訳被害にあわぬよう、日頃から保護者様のケアも心掛けてください。
もっと滞留率の高い教室へ
塾生の滞留率を高めるためには「お客さま」(保護者様・生徒様)にオーナー様の教室を気に入っていただくことが重要なポイントです。そこで、お客さまのCS(=顧客満足)を高めるために様々な「サービス=差別化」が考案・実践されてきました。
シンプルには、オーナー様の教室だけがしていることは「オーナー様の教室がPRできるポイント」になり、他塾がしていてオーナー様の教室がしていないことは「他塾がPRできるポイント」になる可能性が高いでしょう。
オーナー様の教室も他塾もしていることは、差別化においては「クオリティ」や「安定性」がポイントになるでしょう。